もしドリ 14話 ネット不動産勉強会に参加

ネット不動産勉強会に参加して

「黄田川不動産ですが」と青山航平が受付に会社名を言った。

「お待ちしておりました。スタッフがお席までご案内します」とセミナー資料と参加者座席表を渡された。

緑川葉子、青山航平、白井紗耶華の3は主催者のスタッフに案内され席に着いた。

3人は自社のホームページを開設するにあたり不動産会社を訪問した時に勧められたこの不動産勉強会に参加するためにやってきた。

緊張の面持ちでウロウロ見渡していると前から大柄の体格の男がニコニコと近づいてきて3人の前に立ち。

「よくいらっしゃいました。初めまして私はドリームワンの代表の中野です。今日はご参加ありがとうございます。この勉強会の目的は我々の仲間のほとんどが5名以下の小さな会社です。"1人で悩まないで皆んなと相談して乗り越えていきましょう"と言う主旨の勉強会です。積極的にたくさんの人と仲良くなってください。そうすれば仲間がいろいろ教えてくれます」と自身の名刺を差し出してきた。

"ヘェ〜そんなんだ"と青山は思った。

葉子、青山、沙耶華の順で名刺を交換した。

中野は3人の周囲を見渡し近くにいたオシャレな男性を紹介した。
「ご紹介します。こちらがドリームXユーザ会守屋会長です。素晴らしい会社経営をされています。いろいろ教えてもらってください」。

「守屋です。一緒に頑張っていきましょう」と言った。

そして周辺にいる方が次々にやってきてあっという間に10枚以上の名刺が交換できた。

老若男女が会場狭しと活気に満ち溢れていた。

勉強会は
・ブログ活用法。
・キレイな物件写真の撮り方、編集方法。
・夫婦二人のネット集客体験談。
と1時間刻みで進んだ。
最後に主催社社長 中野の基調講演が始まった。

「絞りと集中」「不戦勝経営」


テーマは『絞りと集中』『不戦勝経営』だった。
1)エリアを絞り込むこと。
2)物件数ではなく写真枚数など質を重視すること。
3)写真にタイトル、説明文を入れる。
4)近隣同業者と「戦わずして勝つ不戦勝経営」を目指す。
5)成功事例。

零細会社は小さい故の誇りを持ち特長を最大限に活かすのだと言う。

「零細弱者はただ絞るだけでは生き残ることができない
近隣同業者がやっていないことを見つけて集中すること
管理物件が少ないと悩むのではなく、
少ないのが強み、少ないからこそ訪問巡回回数で近隣同業者を圧倒する。
毎週の訪問巡回の◯◯不動産」は訪問巡回回数で地域1番店と。
それを徹底的にアピールする。
あなたの会社は他社が真似できなければ
その他社に不満を持つ大家さんはやがてあなたの会社に相談に来ます。
コツコツやるかやらないかはあなた次第」と勉強会は終わった。。


『小さい会社こそ最強』と言う言葉に葉子は震えが止まらないほど感動を覚えた。

途中の休憩時間に参加者にドリームXのシステムについて利用者に聞いて見た。

・中野社長が不動産会社経営者なので不動産会社視線で開発していて使い易い。
・サポートが良い。システム以外のPCやネットのことでも相談できる。
・クラウドでスマホ対応、どんな端末でも操作できる。
・ドリームワンは不動産システム一筋12年続けている。

そして誰もが「導入しただけではダメ。コツコツやらないと絶対に成果は出ない」と言う。

初期費用ゼロ、月額3万円ならストレスフリー


「今は初期費用ゼロ、月額料金3万円で期間縛りもないからやってみりゃいいんですよ。イヤなら料金払わなければいつでも止められますよ」と参加者の1人が教えてくれた。

とにかく黄田川不動産に戻って
1、不動産会社訪問の内容をまとめる。
2、黄田川不動産のホームページの方針を決める。
3、方針が実行できるシステムを2〜3社に絞る。
4、社長の黄田川を交えてシステムを最終決定する。

勉強会はとても価値があった。

葉子はドリームワンの中野社長に直接お会いしたいとドリームワンのスタッフに相談した。

スタッフが中野を呼んできた。

「大丈夫です。2〜3の希望日時を教えていただければお伺いします。2〜3時間一緒に考えましょう」と中野は笑顔で快く承諾してくれた。

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