3年前に地元の不動産会社を退職して開業した30代半ばの若い社長と会っていた。
不動産会社には珍しい清掃が行き届いたきれいなオフィスである。
開業して4年目のその会社は昨年までマンションの1室で営業していたという。
いわゆる自宅兼営業店舗だったのだ。
自宅店舗から新しい店舗オフィスに移ってまだ日は浅いという。
オフィスの入口看板に『20坪以下の店舗事務所専門店』とあった。
オフィスの入口看板に『20坪以下の店舗事務所専門店』とあった。
看板について質問すると若い社長はニコやかに話しはじめた。
その新しいオフィスを中心に
・半径500m以内。
・20坪以下
・店舗事務所専門店
・半径500m以内。
・20坪以下
・店舗事務所専門店
に限定しているという。
青山は
「店舗事務所専門に絞って開業したのですか。どうして限定したのですか」と理由を聞いた。
「独立前に勤めていた会社で店舗事務所仲介を経験していました。そのときに近隣の同業者のほとんどが居住用賃貸や売買物件を営業種目としていた。私はそこで店舗事務所部門を任されていたんです。ネットでそれなりに集客ができていました。そこでの経験と店舗事務所専門店は競争が少ないのが理由ですね」と社長は丁寧に話してくれた。
「独立前に勤めていた会社で店舗事務所仲介を経験していました。そのときに近隣の同業者のほとんどが居住用賃貸や売買物件を営業種目としていた。私はそこで店舗事務所部門を任されていたんです。ネットでそれなりに集客ができていました。そこでの経験と店舗事務所専門店は競争が少ないのが理由ですね」と社長は丁寧に話してくれた。
更に青山はエリアと面積、種別を絞った理由を聞いた。
「独自の準備ができていない状況で1人の開業だったので絞り込むしかなかった」という。
今では経験と人脈でやっていけるようになってきて移転を決断したと話してくれた。
有名店舗の出店より新規独立や開業のお客様をターゲットにしているという。
有名店の店舗開発の人は不動産会社しから見れないはずのレインズで情報を集めているという。
「最近のインターネットは検索の精度が高くなりホームページのいろいろな文言が検索されるようになりました。特別なSEO対策をしなくてもブログやSNSを使えば町の不動産屋さんも自社のホームページだけで十分にやっていけます。私もポータルサイトは使っていません」。
『お客さんに選んでもらいながらお客さんを選んでいる』と青山はインターネットを活用した不動産集客ビジネスの新しい価値を見つけたような気がした。
「青山さん、明日。私が使っているホームページシステムの勉強会があります。ご一緒しませんか?」と言われた。
それは先日、緑川葉子が別の訪問先の不動産会社の社長から誘われたという勉強会である。
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