もしドリ23話 日常業務の踊り場「慣れ」を克服する方法

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 1分間エンパワーメントとは


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いかにして問題をとくか(Gポリア)

みんなで考え、みんなで決定、みんなで行動する会社

「ちょっとアクセスが少なくなって反響も落ちてきたね」。
社長の黄田川が緑川葉子に話しかけた。

「はい、実は私も心配しています。やることはやっているんですが・・」。
葉子は黄田川に相談しようと思っていたことを聞かれて内心ホッとしていた。


青山航太と白井沙耶華は新たに空室になった管理物件の写真撮影に出かけていた。

黄田川不動産のホームページは
・半径300m以内の
・古い(20年以上)
・ファミリー物件と
・自社管理物件
を掲載していた。



「青山さんがホームページの作業が慣れてきたので、もうチョッと広げてもいいのではと意見がありました」と葉子は言うと。

「何を広げるのかな?」。

「エリアを広げるか築年数のやファミリー物件だけでなくシングル物件も掲載するとかだと思いますが」と葉子が言うと。

「私から一つ提案だが、報告書を見ると1週間に数件の物件が物件確認で決まって、同じく数件の物件が新規で登録されている。ホームページを運営して4ヶ月間で他社で決まった物件の詳細と自社で決まった物件の詳細を振り返り分析して、もう一度原因と理由を全員で確認するのはどうかな?。広げるかどうかはその原因と理由と分析結果で考えよう」と黄田川は提案してきた。

「『1分間エンパワーメント』と『いかにして問題をとくか』ですね。明日の朝礼に提案して1週間位かけてやってみましょう」と葉子は言った。

「みんなで考え、みんなで決めて、みんなで行動だ」と黄田川は返した。



葉子は写真撮影から帰った青山と沙耶華に社長とのやりとりを伝えた。

「緑川さんが社長と話してくれたんですね。嬉しいです」と青山は興奮気味に言った。

「私もいくつか提案があります」と沙耶華も笑顔で応えた。



全員が明日の朝礼が楽しみになってきたと感じている。

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