もしドリ 17話 ホームページは「はじめ方よりやめ方が肝要」



社長が陣頭指揮の会社は全て成功している

ドリームX導入を決定した黄田川不動産はホームページの稼働へ向けて動き出した。

ドリームワン中野に『自社サイトは社長が先頭で』と言われたことが導入の決め手だった。

パソコンやインターネットに疎いと避けていた社長の黄田川だった。
「物件入力や写真撮影をしなくても社長としてブログや調査などできることはヤマほどある」と言われた。

黄田川は毎朝8時にブログを書くことを自身に果たし早速ブログを登録した。

ホームページはじめ方よりやめ方が肝要だ

費用面でもキャンペーン中だったこともあり
・初期費用が無料。
・月額利用料3万円(税別)。
・利用期間に縛りもないという。

システム会社の都合で通常2年間、リースなら5年間も拘束されることが懸念だった。
ホームページは反響も大切だが操作性や写真の取り込みや並べ替え方法など実際にやって見なければ分からないことが多い。方向性に合わなければいつでもやめられる。はじめ方よりやめ方が肝要』と言われたことが安心感になり導入を後押しした。

信頼なくして成長も発展もない

黄田川社長は社員と共にホームページ運営コンセプトを決めた。
1)黄田川不動産から半径300m以内の賃貸居住用物件を取り扱う。
2)ファミリー向け物件専門店に限定(10年未満、20年以下、30年以上に分別)。
3)スタッフ3名全員が物件入出力、写真撮影編集、物件確認、接客案内をする。
4)現在、社長だけが所有する宅建取引士資格を3人全員が年内に取得する。
 (来年以降は資格者以外のお客様への提案は禁止する社内規定を定めた)
5)社長以下全員がブログ(ビジネス)を発信する。
6)1件でも物件を登録した日は社長にメール報告する。(物件URL付けて)
7)6ヶ月後、半径300m以内の1F賃貸事業用を取り扱う。
ことを決めた。

資格などの厳しい規定で社員の収入面が変わる。
社員にも自覚と覚悟を求めた。
これは不動産会社としてはごく当たり前の考えだ。
自動車の免許がなければ運転はできないことと同じある。
黄田川不動産は地域で信頼される不動産会社を目指すことを経営理念に据えた。

先ず実践として
・黄田川不動産を中心に住宅地図を貼り合わせ300mの円を描いた用紙を作った。
・レインズで2LDK以上の物件を検索した。
・検索結果は47件があぶり出された。
・そのうち図面無し物件16件だった。
・図面無し物件を物件確認した。
・紹介可能物件は12件(全て築20年以上であった)。

さすがに図面無し物件である。
そのうち10件は管理会社から写真撮影のOKがもらえた。
まずはこの10件から攻めることを決めた。

改革は急がない。体制を整え人を育てる

同時にホームページ制作もドリームワンのスタッフと共に同時進行した。
ドメインの取得を含めてホームページの制作に大きな要望がないという前提で申込から10日間でスタートすることを決めた。

ドリームワンの中野から言われたことは。
「改革を急いではいけない。先ずは体制を整えて人を育てることが第一。決して慌てないこと」だった。

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