もしドリ22話 新規サイトで早期に成果を上げるブログ活用法


自社サイトへの誘導はブログ

ホームページのスタートを2週間後に迫った黄田川社長は先駆けて社長ブログを書き始めた。

社長ブログは黄田川不動産の経営理念と社長の人柄を全面に出すことにした。

「自慢」「嘘」「忙しい」「ねたみ」「悪口」「マイナス発言」は書かないとルールを決めた。

これは会社のブログやスタッフのFacebookやTwitterも同様のルールとした。


ブログは
・タイトルはスマホ閲覧を意識して15~20字以内。
・タイトルに物件名、地名は避ける。
・初期費用ゼロ円、最上階、広〜いバルコニー、レトロ、お洒落などで始まる印象的なタイトルにする。
・見出しには物件名、地名を入れる。
・文章は簡潔に小刻みに行間をゆったり開けた。

社長以下全員でブログの書き方を学び試行錯誤を繰り返した。

ブログはグーグルが提供するSNSのGoogle+に連動するものを利用した。

ブログを更新すると「共有」というボタンが表示され、瞬時にGoogle+に転送されるというとても便利なものだ。

Google+はGoogle検索に素早く反応するので都合が良いSNSです。



ホームページ開設2週間で初反響

2週間後に悲願の黄田川不動産のホームページはスタートした。

そしてホームページを開始して2週間後のある日。

突然、会社に電話が鳴った。

「お電話ありがとうございます。黄田川不動産の白井です。フラワーマンション302号室ですか?。はいございますが。内見ですか?。大丈夫です」。

「緑川さん。青山さん。お客様です。ブログを経由してホームページの問合せです」。

沙耶華は興奮して二人に言った。

黄田川不動産の初期費用ゼロの管理物件に問合せが入った。


自社サイト訪問者50人を超えると反響が入る

会社名や物件名、地名や周辺環境と不動産用語などで黄田川社長や黄田川不動産のブログやGoogle+がキーワードで検索されるようになっていたのだ。

ホームページのユニークユーザー数やビジター数も2週間で1日50人を超えていた。

一概には言えないが訪問者が50人を超えると反響が入り始めるのだ。



「社長に報告しましょう」葉子は外出している黄田川に連絡した。

「社長はとても喜んでいたわ。これが『見つけてもらうマーケティング』なのね」と葉子は青山と沙耶華に言った。

「物件登録、写真、説明文、ブログ、SNS。バラバラにやっても効果はないですね。いかに繋げて効率よく見つけてもらうかを皆んなで追求しましょう」と青山がいつになく興奮して言った。


2ヶ月で管理物件が満室、非管理大家さんが募集依頼

このあと、ホームページを開設して約2ヶ月で初期費用ゼロの管理物件の空室10室はすべて満室となった。

さらに、仲介物件も3件成約した。

管理をしていない大家さんが訪ねてきて初期費用ゼロの仕組みで募集依頼にやってきた。

反響や成約数が多い少ないは会社によって数値目標があるが黄田川不動産の4人は自信を深めた。

【ドリームワン中野です】
黄田川不動産がこんなに早く成果が表れた理由は
・徹底して絞り込んだエリア。
・目玉となった初期費用ゼロ円の管理物件。
・全社一丸、全員営業に徹した。
・ブログを中心にインバウンドマーケティングの効果。

全社一丸全員営業で「継続」が地域オンリーワンへ

黄田川不動産のこれほど早く成果が出た理由は社長を含めた4人のパワーは駅前の近隣他社や大手や有名FC店よりホームページ集中力が勝っていたからです。

実は不動産会社は大きくなる程IT担当者が1人だったり、アルバイトやパート任せだったりが多いのです。

だから全社一丸全員営業なら数人でも大手や有名FC店に負けないのです。

物件数こそ少ないですが写真や紹介文、ブログ転送と圧倒していたことです。

この地味な作業で大きな成果を上げる要因は「継続」あるのみです。

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