もしドリ 15話 1分間エンパワーメントを活用してホームページコンセプトを決 める

1分間エンパワーメント

黄田川不動産の緑川葉子、青山航平、白井沙耶華の3人は会社に戻っていた。

夕方になって3人が不動産会社を訪問して集めた情報をまとめる作業を始めた。

黄田川不動産は緑川葉子を自社ホームページ運営のユニットリーダーとなり「皆んなで考え、皆んなで決定して、皆んなで行動」するようになっていた。

まず訪問で得た情報をキーワードとしてホワイトボードに羅列していた。


ホームページのコンセプト
  1. 「ホームページは全員で運営」「写真作業の効率化」「物件確認は全員で」
  2. 「エリアの絞込み」「物件数30〜100件」「紹介文を充実」「ブログ・SNS」
  3. 「写真は1物件30枚以上」「綺麗な写真」「写真の一括取込」「写真の並べ替え」「写真に透かし」「一眼レフ」「広角レンズ」「撮影技術」


この中で訪問したすべての会社に言われたことが「物件確認」であった。

物件確認なくして反響も来店もないことは3人は理解した。

週間前の黄田川不動産のミーティングで全員でやることをすでに決めていた。

SEO対策、ポータルサイトに興味なし

驚いたことに訪問先の会社から「SEO対策」や「ポータルサイト利用」は一切話題にならなかったことだ。

「ポータルと自社サイトの両立はむずかしい」と言い。

むしろ元気な訪問先は「ホームページやブログを真面目にコツコツやっていればお客様が見つけてくれる」と言ったいた。

今、不動産業界に大きな変化が起きつつあるのかも知れないと感じた。


一眼レフは必須、カメラをケチっちゃダメ

次に重要なのが「写真」と「紹介文」だ。

3人が驚いたのは訪問した会社は全社一眼レフデジカメを使っていることだ。

長野市に写真がスゴい不動産会社の人がいると教えられた。

その会社のホームページを見せてもらったが写真や動画に感動した。

キレイな写真が1物件数十枚あり、まるで不動産の絵本を見ているようだった。

お客様は最終確認のために会社を訪問するようになっていた。

どうやら一眼レフデジカメは必須らしい。

「一眼レフと撮影受講で長野市へ出張かあ」大きな出費に困惑する葉子であった。


紹介文が検索キーワードだ

どうやら紹介文が検索されるようです。

不動産のお客様は検索キーワードは3〜4語が当たり前のようです。

もっと言えば文章をキーワード検索する人も多くなっているようです。

Googleはカンマ区切りのキーワードの羅列より文章で記載する方を評価しているようです。

成功している会社は皆んな知っていたことに驚いた。

不動産勉強会で知ったという。

最新の知識と情報を蓄積することが大切だと知った。

でもどうやら黄田川不動産のホームページのコンセプトがまとまってきた。

あとはこれを運営できるシステムの決定だけになった。

『任せたら皆んなで考え走り出す』。

黄田川不動産は葉子が実践する「1分間エンパワーメント」(ケン・ブランチャード著)が浸透してきた。

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